生身

 明日、目が覚めたら何がある。目的を考えずに、効率化を図るのは無意味なことなのだが、時間は刻々と過ぎているのだから、言葉のように明確な分類の仕方をするのは、生身の人間には、返って『害』というものである。

 最近、妙に調子がいいのだが、『生身』ということを軽く見過ぎたようだ。病気ではないのだが、直感的に『休む』という選択をした。暑さのせいにすれば、有給をとるのは、段取り次第だった。明日までの48時間とにかく、ダラーとした生活に浸る。ただ、アルコールはなしだ。今日一日が過ぎ、この選択が正しかったことを、思い知らされた。肉体的にも、かなりメンテが必要な状況なのに、気づいてなかったのである。知らないうちに、トランス状態にちかい精神状態が続いていたようだ。

 時間を意識せずに、気ままに食べ、気ままに休息をとる、夕方近くになり、体の数箇所に神経痛を覚える。ストレッチをして、マッサージをすると、ものすごくだるくなり、仮眠を取る。

 疲れがすこしとれたのか、PCに向かう。