いまの20才前後の人に、まともな『教育』を・・・

かなしいことかも知れない。教育が悪かったといっても、すでに、卒業しているし、今更、責任をどこに求めるというのか。

 これは、ワタシと友達の雑談で、印象に残ったものだ。中国に仕事で行った友達が久しぶりに戻ってきた。ともに、雑談好きで、友達はジュウコウで、かなりの『顔』だと、ウソブク。
 話題が盛り上がったのは、おおげさにいえば、歴史認識で、今更ながら、まともな教育を受けてきてこなかった2人の情けない現実を確認した。友達は、ムコウでも、知人の幅が広いらしく、北朝鮮アメリカの、ミリタリーバランスが、今、中国のインテリ層の一番興味があることで、ビジネスチャンスと捕らえているという認識だ。報道されている大きな問題では、賛同を得られるが、『日本』の価値観となると、歴史認識の違いか、極端に、感情的な議論になり、ほとんどの中国人は、論を曲げないとのこと。
 ワタシも、同じようなもので、なぜ、北朝鮮が、日本を否定したがるのか、なぜ、中国は、アメリカと対峙したがるのかなど、はっきりとした根拠を持てないでいる。理由は明確で、あまりにも歴史認識が幼稚で、議論のできる知識が無いからだ。『教育』は、やはり大事で、私の中で、歴史を低く感じ、名ばかりの合理主義が正しいのだという価値観が、確かにある。

  イマサラながら、自由な時間を、歴史の学習に、浪費させられる、現実がかなしい。せめて、同じことを繰り返さない『教育』を、今の学生には、受けてもらいたいものだ。