個性・自分

 2年前に、『零細本屋さん』を廃業してから、なぜか読書量が増えた。おかしなもんです。Googleで紙の媒体から遠ざかっていたのだが、なぜか『本』に割く時間が少しづつ増えていっている。主には、新書なのだが、活字へのノスタルジーなのかもしれない。ここ数ヶ月、振り返ることを続けて、自分の意見というか、アイデンティティといったほうが良いのか分からないが、洗脳される怖さを再認識し、また怖がってはいけないと、こんなに情報に満たされている自分なのに、まだ、情報を求めている自分にあきれている。おそらく、尽きることはないだろう。

 PCもToolならMoneyもTool、情報が売れるなら、買い手がいるということ。Toolは頭脳か取材かと思いたくなる。Pcは成長期で、Moneyは、今はかろうじて首位を走っているTool、でも、いつかは、首位は変る。ひょっとして、『国』という概念が、Googleのエンジニアが目指しているものなのかと思ってしまう。

 関係ないと思いたくても、『国』やPcはいやおう無く、ワタシに入り込んでくる。自分から、のめりこんでるだけなのだが、