振り返り ここ20年 pc

 最先端に知らず知らず、引き寄せられ、その世界に、これまた、知らず知らずに入り込んでしまった。そんな、現実が、今となっては、ワタシの履歴になってしまっている。喜びも後悔も振り返りの中に閉じ込める作業を、しなければならないと感じている。
 ある意味では、すでに時代遅れになったと感じており、文化のなかに入り込んでしまった。ただ、違うのは、まだまだ使える『道具』だと感じることだ。

 以上は、感覚的なものだが、いろいろあったここ3年だが、ワタシが続けていたものは、PC環境を守ったということで、今は、64Bit環境にまた入り込もうとしている。何のためにと聞かれても、まだ、答えは見つからない。また、メインフレームから入ったプログラムの世界だが、あまりにも、煩雑なベクトルのため、方向性を見出せないでもいる。『知識の陳腐化』は、今までに増して進んでいるというのが、実感だし、大きな流れは、更なる大きな流れの助走に過ぎないという実感もある。

 振り返りに使ってみると、訳の分からない書き込みになる理由が、やはり、閉じた思考の一部分を書き記すからなのだろう。ところが、書き手には、それが、心地よい、不連続な刺激になる。PCでいま、達成されているものは、文字情報のFree化で、それはやはり、偉大な変化だと思う。それを、どう組み立てるかが、音楽と同じ心地ヨサを造り出している。